どこまで
今朝いつも行く駅前のコンビニで私が昼飯のサンドイッチを買うときのことであった。
男は店員に「キャメルの焦げ茶」と言った。おそらくはタバコのことだろう。
店員は日本人ではなかった。おそらくキャメルがなんであるかはわかっていたんだろうが、焦げ茶という言葉がわからなかったのだろう。番号でどのタバコかを再び男に聞いた。だが、男は「キャメルの焦げ茶」と再び言った。
このやりとりはどうなのだろう。私個人の感性からは「焦げ茶なんて、外国人に言っても伝わりづらい言葉使うのはどうかしてる」と思ってしまう。
けれど、「日本に来てる以上、接客ができない方がわるい」と考える人の方が多いのだろうか。
人に親切にしたって、いいことが必ず帰ってくるなんて保証はない。
それでも私はわかっていて冷たく接するのは抵抗があり、理解し難い行為だと思う。