再会

今朝は雨が降った後のようなどんよりとした寒い曇りの日であった。


最近は朝食以外はちゃんとしたものを口に入れていない。特に野菜の摂取は疎かになっている。

今思えば、このことも要因の1つであったのかもしれない。


最近は朝の排便がなく、そのまま家を出ていた。

今日もいつもと変わらない日だと、そう思っていた。いつものように自転車で駅まで行った後にコンビニで昼飯を買い電車に乗った。

乗って1駅目に着いたくらいで奴に出くわしてしまったのだ。

「腹痛」又の名を「便意

私は余裕を持って家を出るタイプではなかった。

だから、途中駅で降りて検討もつかないトイレの場所を探すのはあまりにもリスクが大きい。

かといって乗り換えの駅まではまだ30分近くある。

私は選ばなければならなかった。


結局乗り換えの駅までは耐える道を選んだ。

しかし、腹痛はどんどん大きくなりだんだんと下半身の方に意識を集中させなければならない状況になっていった。


こういった時の対処としては、まず意識を遠ざけることで便意や腹痛の不快感を薄めることはできる。ただし、下腹部には力を入れたままだ。

この方法でなんとか乗り換えの駅までは耐えることはできた。


がしかし、降りてからが長かった。下車するとまず改札を出るためには階段を上がって回り込んだ反対側にある階段を登らなければならない。

そして、改札を出てから長い通路を進み、階段を降りてまた階段を登ることでようやくオアシス(トイレ)🚽に辿り着くことができた。

ほんっとうに幸いなことに既に入ってる人はいないどころか洋式便所だった。

ありがたみを感じた。